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霊障鑑定レポート

第1回:震災をきっかけに不幸の連鎖が!消えない霊障

宮城県のK町に住むMさんからのご相談をご紹介しましょう。

あの恐ろしい大震災をきっかけにMさんの周囲では、原因不明の不幸が続いていたそうです。被災地の1つである宮城県に住んでいたMさん家族ですが、幸いにしてご自宅は沿岸ではなかったため、津波の被害からは何を逃れることができました。ただ、ご自宅のある土地は、高度成長期に沼だった場所を埋め立て、さらに盛土をして造成した住宅地だったそうで、当日の揺れはすさまじく家は半壊状態になってしまったといいます。

その状況の中でも不幸中の幸いと言うべきか、Mさんと入り婿であるご主人様、実のご両親は命をつなぐことができました。ご家族全員が建物内の新しく増築した部分にたまたまいたことが良かったそうです。50年以上前から建っていた古い方の建物は崩れ落ち、その場にいたらひとたまりもなかったとのこと。このような悲惨な経験をしながらも、時々刻々と被害が壊滅的な規模で拡大していく中、命が助かっただけでもありがたかったとおっしゃっていました。

霊障の原因は、一般人には気付かないもの

実は、Mさんのご実家では旅館業を営んでおり、震災直後は残った新館で避難民の受入れも行っていました。しばらくは非日常の生活の中で、少しでも元の生活を取り戻すため、また力を合わせてこの困難を乗り越えるために、がむしゃらに動いていらしたMさん。しかし震災から1ヶ月程経過した時、突然Mさんの叔父様が原因不明の腰痛で倒れ、入院生活を余儀なくされてしまったのです。それまで全く病気もすることなく、かくしゃくとしていた75歳の叔父様なのに、自分で歩くこともできなくなってしまったというのです。病院で検査を受けても原因は不明。ヘルニアなどの所見もなく、医師からは「震災のストレスからくる精神的な症状」との診断を下されました。しかし、叔父様は昭和初期生まれの男気溢れる性格。むやみに「腰が痛い、歩けない」などと言い出す性格ではないとMさんはおっしゃっていました。

そればかりではありません。その看病にあたっていた叔母様も腰痛を訴え始めました。さらに、これまで年を重ねているとはいえ旅館業を営むにあたって戦力になっていた、Mさんのご両親にまで不調が現れたのです。そして最もひどかったのは、Mさん自身でした。胸から背中、腹部、下半身の太もも辺りにかけて広範囲にひどい湿疹が現れ、それが刺すように痛むのだそうです。さらに昼夜問わず、分厚いゴムのようなものに、湿疹の出ている部分をギュウギュウと締め付けられているような感覚がするとのこと。それが締め付けられているなどという生易しいものではなく、まるで骨をも折らんとするばかりの強い締め付けで息がつまり、ろくに呼吸もできない状態だったというのです。医師にかかっても、やはり「震災のストレスによるアレルギー反応」だとの一点張り。湿疹だけならまだしも、この不幸の連続と異常な締め付け感は、震災のストレスでは片付けられないとお感じになったMさん。このままでは日常生活に支障が出ており、とても旅館業を継続できないと思い、電話占い生口ご相談下さったのです。

震災後の異常!霊能者による電話占いでの解決法とは

震災直後に相次いで起こった、お身内の不幸とご自身の不調を訴えられたMさん。あの恐ろしい大震災は、多くの人に不幸を与えました。様々な原因で亡くなった方のため、また近親者を無くされた方のために、電話占い生口の霊能者も持ちうるすべての霊能力を使って、ご相談者の心の闇を取り除くお手伝いをしてまいりました。突然の天災で二度と話すことができなくなってしまった方の霊を、相談者様と引き合わせる活動を今でも行っております。

さて、辛い不調に悩むというMさんを詳しく霊視してみると、原因はやはり霊障。さらにご家族についても慎重に霊視すると、ご家族皆様、特にMさんの周りに白い布のようなものが見えるのです。そしてその布は、Mさんのご自宅である旅館の北西の部屋につながっていました。霊能力を使い、霊能者は思念をMさんのご自宅に飛ばし、さらに霊視を試みましたが、その部屋には非常に強い力が宿っていました。そこで、霊能者は精神を集中し、霊能力を研ぎ澄まして北西の部屋の霊視を続けたのです。

するとだんだんと見えてきたのです。黒く長い髪、つぶらな瞳、着物、そして白い布…。白い布は何重にもグルグル巻かれ、その中から、「苦しい…苦しい…」と言う声が聞こえてくるのです。そこで霊能者は、Mさんに尋ねました。「ご自宅の北西の部屋に、日本人形をしまっていらっしゃいませんか?おそらく余震の揺れで倒れることで人形が傷つく事を恐れて、これまで大事になさってきた日本人形に白い布巻き、押入れの中に仕舞い込んでいるでしょう?」そう伝えるとMさんは驚いた様子で、「そうです。その通りです。あの日本人形は、私が生まれたときに亡くなった私の祖母が買ってくれた大切な品。倒れて壊れないように、震災後から布を巻いてしまってあるんです。」と答えました。

「実は、ご親戚やご家族、そしてMさんの腰痛や湿疹、そして、不調はすべて、その日本人形の霊障によるものなんです。」「そんな…。それでは、あの日本人形処分すれば良いのでしょうか?」質問するMさんに霊能者は、「いいえ違います。その日本人形は、皆様に悪影響を与えようとして、霊障起こしたわけではないようです。その日本人形はMさんのご家族とMさんの守護霊のような立場なんですよ。おばあさまは、Mさんと旅館をとても大切にされていたのではないですか?一刻も早く日本人形を押入れから出し、布を取って元のように飾ってあげてください。おばあさまは、皆様と旅館を思う、非常に強い霊力をお持ちです。その力でこれまで皆様の厄災から守ってきたんですよ。今回の大震災で皆様の命が助かったのも、おばあさまの守護のおかげです。今回起きた不調の原因の全ては、押入れに入れられ、布を巻かれてしまっていてはおばあさまの力が十分に発揮できず、皆様を災難から守れなくなってしまうと恐れたために、おばあさまの霊が霊障という形で皆様にお知らせしていたのです。」

そう伝えると、Mさんはこう言いました。「そうでした。祖母はこの旅館を女手1つで切り盛りして、ここまで大きくした張本人です。旅館の事を思い、家族を思う、意思の強い女性でした。すぐにお人形を出し、元のように飾ってみます。」

霊能者の霊視で霊障解決!その後の様子を報告

そこで霊視鑑定は終了しました。しかし、その翌日、再度Mさんから電話占い生口にご連絡が入りました。それは、日本人形を押入れから出し、布をほどいて元のように飾った途端、Mさんの湿疹や息苦しさは嘘のようになくなったそうです。さらに叔父様、叔母様、そしてご両親の腰痛もめきめきと回復し始めているとのこと。改めておばあさまの仏壇にお供えをし、皆様で手を合わせたそうです。

物に移る霊障の霊魂

いかがでしたか?今回の事例をご紹介したのは、Mさんのように震災のあと、大事にしていた人形やぬいぐるみなどをしまいこんでいる方が多くいらっしゃると思ったからです。人形やぬいぐるみは、その身に霊を移しやすいもの。その役割は皆様に悪い影響を与えるのではなく、皆様の守護役を担っている場合が多いのです。
大震災の後、Mさんのように原因不明の不調を抱えていらっしゃる方は、ぜひ思い当たる節がないか考えてみてください。今後も皆様のご相談もお待ちしています。

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