[ご相談者]野村仁美さん(山形県山形市・36歳・会社員)
仁美さん「先生、よろしくお願いいたします」
霊能者「よろしくお願いいたします」
仁美さん「最近、不思議なことが起きるようになりました。家の中には誰もいないはずなのに、明らかに気配を感じます。勝手な思い込みなのですが、それがなんとなくですが私のことをとてもかわいがってくれていた祖母のような気がするのです。はっきりと姿を見たわけではないのですが、祖母が近くにいて私を見ているような感じがしています」
霊能者「そうですね。お話を聞いている間、霊視をしていたのですが、お祖母様が貴女の隣に座っている姿が見えています。何か伝えたいことがあるようなので、私の体にお祖母様の霊を降ろしてみましょう。詳しいことがわかるようになります。お祖母様と直接話せるようにしますので、霊が降りたら聞きたいことを質問してください」
仁美さん「わかりました」
霊能者「(しばし瞑想状態に入ると、老女の声に変わる)仁美、元気にしているかい?」
仁美さん「お祖母ちゃん!この頃、私の側にいつもいるのはお祖母ちゃんなの?」
霊能者「そうだよ。仁美は今も一人でいるようだけど、結婚したいとは思わないのかね?」
仁美さん「できれば結婚したいとは思っているけれど…。でも、なかなか良い人と巡り会えないし、結婚は無理なのかもしれないって諦めかけているんだよね」
霊能者「まだ諦めるには早いよ。お祖母ちゃんには、仁美ととても良く似合いそうな男性のことが見えている。その相手のことを伝えたくて、仁美のところに行っていたんだよ。けれども力が弱くて、どうしても伝えられなかった。こうして直接、仁美に伝えられる機会があって良かった」
仁美さん「私に出会いがあるというの?」
霊能者「そうだよ。仁美を幸せにしてくれるような相手なんだ。けれども見た目が仁美の好みとは違うので、お祖母ちゃんがこうして伝えなかったら、きっとその人のことは気にもとめずにいることだろう。せっかくの縁を逃してしまうと、それこそ結婚を諦めなくちゃいけない。だからこうして現れたのだよ」
仁美さん「そんなに良い相手なの?」
霊能者「仁美はわがままなところがあるけど、その人はそのわがままもすべて受け入れてくれるような、とても懐の大きい人だ。だから仁美ともうまくやっていけるよ」
仁美さん「その相手の人というのは、どんな人なの?」
霊能者「今から2か月くらい経ってから、その人とは会うことになると思う。仁美が困っている時に、手を貸してくれる人だ。はじめはピンと来ないかもしれないが、会っていくうちに相手の人間性に惹かれていくはずだよ」
仁美さん「お祖母ちゃんには、相手の人がどんな人なのかはっきりわかっているの?」
霊能者「わかっている。背は仁美より10㎝くらい高くて、少しぽっちゃりしている。年は5歳上の人だね。営業関係の仕事をしている人だよ。左目の下のところに、目立つホクロがあるから、出会ったらわかると思う」
仁美さん「その人が、私の運命の相手だというのね」
霊能者「そうだよ。良い人過ぎて、女性からはなかなか異性として見られないところがあるようだ。そのために、今まで女性に縁がなかったようだね。相手のことをとても大切にしてくれる人だから、仁美のことも幸せにしてくれる」
仁美さん「わかった。お祖母ちゃんに言われたこと、忘れないから」
霊能者「良かった。やっと伝えることができた」
仁美さん「ありがとう。お祖母ちゃん」
霊能者「(霊能者の声が元に戻る)お祖母様と、しっかりお話できましたか?」
仁美さん「はい。祖母は私のことを、今でも心配してくれているということがよくわかりました。わざわざ縁のある男性のことを伝えに来てくれるなんて、とてもありがたいことです。祖母は私に対し、とても優しかったですから」
霊能者「お祖母様の言葉に、私が霊感で感じたこと少しだけ補足させていただきます。お祖母様は“困った時に助けてくれる相手”とおっしゃっていましたね。どうやらお二人が出会うのは、貴女がいつも利用している駅になりそうです。その時のチャンスを逃さないようにしてくださいね」
仁美さん「わかりました」
霊能者「ずっと伝えたかったことを仁美さんに伝えることができて、お祖母様は大変喜んでおられます。もしもお祖母様が言った通りその男性と結ばれることができたら、心の中でかまいませんから、お祖母様にしっかりとお礼を伝えておいてください」
仁美さん「わかりました。本日はありがとうございました」